ドラクエ考察はくぶつかん

ゲーム内では語られていない疑問点について考察します。ネタバレ注意。

竜騎衆をドラクエ11の世界で編成する場合のメンバーを考察

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竜騎衆

ダイの大冒険にて竜騎将バランの配下として登場した組織「竜騎衆」

彼らについて簡単に表現するなら「空戦騎、海戦騎、陸戦騎から成る精鋭のドラゴンライダーたち」といったところでしょうか。

今回は、もしドラクエ11に登場するモンスターたちから竜騎衆のメンバーを選抜する場合、誰が適任であるかを考察します。

ダイの大冒険における竜騎衆の編成

まずは原作であるダイの大冒険における竜騎衆の構成員についておさらいしておきましょう。

  • 空戦騎:ガルダンディー×スカイドラゴン
  • 海戦騎:ボラホーン×ガメゴンロード
  • 陸戦騎:ラーハルト×ドラゴン

それぞれ陸・海・空に対応したドラゴンと、それを駆る魔族の乗り手が存在しています。

ちなみに、ガルダンディーは鳥人族、ボラホーンはトドマン、ラーハルトは魔族と人間のハーフ、と種族はバラバラ。よって、種族問わず腕に覚えがある人型の魔族であれば竜騎衆の乗り手としての資質はあると言えそうです。

 

そこで、今回はドラクエ11に登場するドラゴン系モンスターおよび、人型のモンスターの中から空戦騎、海戦騎、陸戦騎に相応しいメンバーを選出してみたいと思います。

ドラクエ11における空戦騎

空戦騎の最大の魅力は飛行能力のない相手を一方的に蹂躙できる可能性を秘めた点ではないでしょうか。

相手に反撃の隙を与えないためにも、遠距離攻撃に長けた能力の持ち主が適任であると考えます。

また、ドラゴンだけでなく乗り手にも飛行能力があることが必須条件。

なんらかの理由でドラゴンと共闘できないケースもあるでしょうし、その場合自分が飛べないことには空戦騎としての役割を果たせなくなりますからね。

空戦騎の乗り手:デビルプリンス

乗り手として推したいのはじごくのもんばんの上位種デビルプリンス。

上述した通り、空中からの遠距離攻撃方法としてメラゾーマが使えるのが理由の1つ。しかし、それ以上にマホカンタが使えるという点が決め手。飛行能力を持たない相手に対しても遠距離攻撃への警戒が必要ですが、マホカンタによって呪文を封殺すればそのリスクを大きく減らすことができ、空からの一方的な蹂躙を行える確率が高まります。

自身に飛行能力があるのは改めて説明するまでもないでしょう。優秀な空戦騎になり得るのではないでしょうか。

空戦騎のドラゴン:レジェンドウルフ

次にドラゴン側の候補。ドラクエ11にはスカイドラゴンも登場するため、ダイの大冒険の原作通りに候補として挙げるのも1つの選択肢。

ですが、ここはやはりドラクエ11にて初登場を果たし、さらにドラクエ11Sでは乗り物としても活躍するレジェンドウルフを推したいところ。

その戦闘力の高さはもちろん、11の勇者を軽々と背に乗せられる安定感のある巨体は空戦騎の乗り物として申し分ありません。

 

 

余談ですが、ドラゴンライダ―、ガーディアン、ハデスナイトは単体で空戦騎としての体を成している稀有なモンスターですが、今回はドラゴンと乗り手をそれぞれ個別に選出するのがテーマなので対象から外しています。

ドラクエ11における海戦騎

海戦騎の主戦場は言わずもがな海ですが、海だけだとどうしても活躍の場が限られてしまいます。人間含め、知的生物の多くが陸上で活動している以上、やむを得ません。

実際、ダイの大冒険の作中でも竜騎衆との戦いの舞台は陸上でした。

よって、海戦騎は水陸両生であることが重要なポイントだと考えます。

 

ボラホーン(トドマン)のモデルであるトドやガメゴンロードのモデルの一部になっているカメはどちらも水陸両生であり、海戦騎にも活動範囲の広さが求められている様子が伺えます。

海戦騎の乗り手:ブリザードマン

乗り手の候補にはブリザードマン。ドラクエ11ではシケスビア雪原や海に生息しており、水陸どちらでも活躍できることでしょう。

 

戦闘において、相手を自分の有利な土俵に引きずり込むというのは有効な策の一つ。

もし海戦騎がただ海に適応しているだけのモンスターであれば海に適応した者同士の海上における戦いで優位に立つことはできません。

しかし、ブリザードマンは海を凍らせることで、強制的に相手を自分の有利なフィールドに引きずり込めるのではないでしょうか。

水中での戦い(海に潜った場合)におけるポテンシャルは未知数ですが、海でも陸でも活躍でき、氷を操る力で戦場を支配する能力を秘めたモンスター。海戦騎にうってつけだと考えます。

海戦騎のドラゴン:コーラルモンス

海に適応しているドラゴン系モンスターはかなり少数。ドラクエ11ではオーシャンナーガとコーラルモンスぐらいです。

オーシャンナーガは水陸両生ですが、鎌首をもたげている状態ならともかく、陸上を移動する時の地を這うような状態だと上に乗るには不向き(足が引きずられる格好になる)

よって、戦闘能力の高さ的にもコーラルモンスを選びたいところですが、彼が水陸両生なのかと言われると微妙なところ。

ただ、モンスター図鑑に「陸の生き物をすべて飲み込んで空腹を満たそうとしている」とあるため、沿岸部しか移動できないということもないのではないでしょうか(生息地はソルティアナ海岸)

また、「太古より海で眠りについており」とあるので、海での移動に関してはお手の物でしょう。

覇海軍王ジャコラの色違いでもあり、その巨体はドラゴン族の中でも随一。乗り物としての安定感は抜群です。

ブリザードマンが海表面を凍らせた後、海中から奇襲をかけるという戦い方もできそうで、華麗な連携を決めてほしい組み合わせですね。

ドラクエ11における陸戦騎

陸戦騎は空戦騎、海戦騎のように地の利を活かした戦い方をする・・・というよりは、小細工抜きで正面からぶつかり合うイメージ。それでいて竜騎衆の中で最強というのが相応しいポジショニングではないでしょうか。

ダイの大冒険でも陸戦騎ラーハルトは他の2騎を寄せ付けない強さを見せつけ、更には大魔王バーン戦直前に復活を果たし、ダイたちの味方になるという形で格の違いが演出されています。

陸戦騎の乗り手:サタンジェネラル

そこで、乗り手としては天空魔城でもひと際強者のオーラを放ち、武人の風格漂うサタンジェネラルを候補に挙げます。

モンスター図鑑に「かつて邪悪な神に仕えていた」「現在は魔王の側近」といった説明文がありますが、これはつまり支配者を支える側に身を置いているということ。竜騎衆もドラゴンの騎士に仕える組織であるため、忠義に厚い武人としての性質は上手くマッチするはずです。

陸戦騎のドラゴン:キースドラゴン

ドラゴン側の候補としてはグレイトドラゴンやキングリザードなど魅力的な種族が存在しますが、彼らは二足歩行、かつ比較的細身であるため上に乗るには不向きな体型であるように思います。

他にサバクくじらなども地中からの奇襲を行える有力な種族ではありますが、モンスター図鑑に「いい匂いのするサボテンでたくさんの獲物を集めたら大グチを開け丸飲みにする」とあることから、待ち伏せして狩りを行うタイプのモンスターであり、移動する機会が多いであろう竜騎衆の乗り物としては適していなさそうです。

となると、意外と候補は少なく、消去法的ではありますが原作同様ドラゴン・・・もとい、その上位種キースドラゴンを挙げたいと思います。

なお、最上位種ダースドラゴンを対象外としたのは「ドラゴンの王を自負」とモンスター図鑑で説明されており、プライドが高く乗り物として扱われることを嫌うだろうと推測されるからです。

まとめ