ドラクエ考察はくぶつかん

ゲーム内では語られていない疑問点について考察します。ネタバレ注意。

主人公がシャークアイとアニエスの息子であることを示唆する伏線まとめ

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ドラクエ7において、作中では明記されている箇所はありませんが、主人公がシャークアイとアニエスの息子である事実は多くの方が認識していることと思います。

今回は、主人公が2人の息子だと示唆される情報についてまとめてみたいと思います。

シャークアイとは

海賊マール・デ・ドラゴーンを率いる総領でコスタール王をはじめ多くの人間を惹き付ける魅力を持つ人物。

各地を荒らす魔物たちにも勇敢に立ち向かい、人々の希望になっていましたが、最後は海賊船ごと氷漬けにされて過去の世界の舞台から姿を消しました。

アニエスとは

シャークアイの妻。もとはどこかの国の王女。シャークアイがオルゴ・デミーラに挑む時に子どもを身籠っていることを理由にコスタールに残されました。

最終的にはシャークアイと再会したいがために海底王の力を借りて人魚となり、1年に1度だけ人間に戻る(1年で1日分しか年を取らない)体となりました。

フィッシュベルの伏線

ゲーム開始直後のフィッシュベルにていきなり主人公がシャークアイとアニエスの息子であることを示唆する伏線が張られています。

それは、村人のおばさんが話す「主人公が出産予定日より4ヶ月も早く生まれてきたにも関わらず元気に生まれてきた」という内容。初めてドラクエ7をプレイした方は「ん?」とは思ってもまさかこれが何かの伏線になっているとは思いませんよね。

現実世界でも1日も違わない正確な出産予定日を事前に予測することは難しいですし、そこまで医学が進歩していないドラクエの世界であれば尚更正確さが落ちることでしょう。しかし、それにしても予定より4ヶ月も早まるというのは誤差の範囲で済まされるレベルではありません。

 

これは過去のコスタール編でバリクナジャの魔の手から子どもを守るため、水の精霊がアニエスのお腹から主人公の母マーレのお腹に移したから。

2人の妊娠期間の差分が4ヶ月だったために起こったことだと推察できます。ただ、そうなると元々マーレのお腹に宿っていた子どもがどうなってしまったのかという点がものすごく気になるのですが…消えてしまったんでしょうか。

シャークアイの飼い猫「ミント」の伏線

シャークアイの飼い猫である「ミント」に関するやり取りにも伏線が張られています。

ミントは過去のコスタールでシャークアイがオルゴ・デミーラに挑む直前、身重のアニエスとともにコスタールに残されます。

「シャークアイ以外には決して懐かない」という点が強調されており、世話をしているコスタール兵士にもかなり反抗的。しかし、なぜか主人公に対しては懐くというところでシャークアイと主人公との繋がりをにおわせています。

アニエスの反応による伏線

伏線と呼べるか微妙なレベルではありますが、過去のコスタールでアニエスの寝室へ行き、病に伏せるアニエスに話しかけると一瞬主人公とシャークアイを見間違えたかのような発言を聞くことができます。

海底王の発言による伏線

かなり直接的な内容が語られる場面です。過去のコスタールの封印を解いた後、コスタール王が海底王へアニエスの子の行方を問うシーン。

海底王は水の精霊の行動を推測しているだけですが「安全な時代へ運命を託されたのでは?」という旨の発言をします。わざわざ時間軸が異なるという点に言及したあたり、かなり重要な伏線となっています。

水の紋章の伏線

これが最も決定的な場面。

シャークアイがその身に宿していた水の紋章の一部のアザ。主人公と対面した時にこのアザは主人公の身体へと受け継がれ、元々主人公が持っていたアザと併せて完全な水の紋章になります。

このシーンで特に印象的なのは、はじめ主人公への呼びかけを「〇〇(主人公の名前)どの」としていたシャークアイが、自分のアザが主人公に移った途端主人公のことを呼び捨てで呼ぶように変わっていることです。

これは、シャークアイが氷漬けにされる前に見ていた予言の夢で、アニエスのお腹から消えたはずの自分の息子が立派に成長した姿を見たという背景があってのこと。自分と同じ水の紋章の一部を持つ若者というだけで自分の息子だと確信するには十分だったに違いありません。

ボルカノとマーレの心情

余談になりますが、以上のような背景を踏まえると、シャークアイとアニエスが主人公の生みの親。ボルカノとマーレは主人公の育ての親だという捉え方もできます。

ボルカノとマーレはおそらく最後まで主人公の出生の背景を知らずに終わるのだと思いますが、この事実を知ると複雑な気持ちになるのではないでしょうか。

ただ、ドラクエ7にはボルカノとシャークアイがお互いを海の男として認め合うシーンがあるんですよね。一見ストーリーの本筋とは関係なさそうなこのやり取りは、こういった主人公の出生に関するわだかまりを解消するために挿入されているのではないかと感じずにはいられません。

まとめ